委員会

取締役会には、監査、指名、報酬、ESG(環境、社会、ガバナンス)の4つの委員会があります。各委員会は、書面により正式に付託されています。ESG委員会を除く全ての委員会には3名以上の独立社外取締役が所属しており、ESG委員会の場合は、3名以上の取締役会役員(2名は社外取締役、1名はCEO)とロトルク運営委員会のメンバー2名(最初は、戦略及びM&A取締役と、グループ人事責任者であること)で構成されています。会社秘書役は委員会にアドバイスを行ったり、秘書業務も行っています。

取締役会では、市場濫用規則で定められた内部情報の管理・開示に関する義務を確実に遵守するために、上記の主要委員会に加えて、開示委員会も設置しています。なお、開示委員会の現メンバーは、CEO、財務取締役、会社秘書役であり、同委員会は、書面による正式な付託事項に基づいて運営されています。

委員会は、義務の履行に関する事柄について、ロトルクの費用負担にて、外部独立専門家のアドバイスを受ける権利があります。

監査委員会

委員長: Janice Stipp
メンバー: Peter Dilnot, Ann Christin Andersen, Tim Cobbold

監査委員会の役割と活動内容

監査委員会は、財務報告プロセス、監査プロセス、自社の内部統制態勢、法規制の遵守を監督しています。

監査委員会の2022年の活動内容については、年次報告書のP145~P149に記載しております。

監査委員会付託事項

指名委員会

委員長: Dorothy Thompson
メンバー: Peter Dilnot, Ann Christin Andersen, Tim Cobbold, Janice Stipp, Karin Meurk-Harvey, 


指名委員会の役割と活動内容

指名委員会は、取締役会が、会社の目的や事業戦略に沿った文化の中で、効率的に機能し、会社を長期成功に導くための適切なバランス、知識、特性 を確保するために必要なスキルや特性を評価・調査したり、インテグリティの促進を行っています。また、組織の後継者の必要性を再検討し、多様性が必要であることを踏まえながら、取締役の適切な指名、教育、評価プロセスを実行しています。

指名委員会の2022年の活動内容は年次報告書のP150~P152に記載されています。

後継者計画

取締役会及び上級管理職の後継者計画は、継続的に行われており、指名委員会は、1年を通して、社内及び取締役会におけるスキルと経験の適切なバランスを維持すること、及び、取締役会や上級管理職の漸進的な人員交代の必要性について検討しました。

ダイバーシティ&インクルージョン


取締役会は、スキル、経験、知識、経歴の多様性を実現したいと考えています。多様性を考慮する上で、性別は重要な役割を果たしていますが、取締役会は、それだけでなく、社会・ 民族的背景や、認知能力及び個人の強み等も考慮しています。取締役会のダイバーシティ&インクルージョン方針は、上級管理職におけるダイバーシティ&インクルージョン、に対する取締役会のアプローチを高水準で示したものであり、ロトルクグループのグループ方針にて事細かに管理されています。

取締役会は、所属する「30% Club」の条件及び、ハンプトン・アレクサンダー・レビュー(Hampton-Alexander Review)の目標に従うことをお約束致します。本年度年次報告の実施日である2022年12月31日時点で、取締役会には4名の女性取締役が在籍しておりますが、これは取締役会メンバーの44.4%に相当し、ハンプトン・アレクサンダー・レビューの推奨人数を上回っています。また、当社取締役会は、「FTSE250の全企業の取締役会は、2024年までに1名以上の非白人取締役を任命しなければならない」というパーカー・レビューの目標も支持しています。ロトルクは、Karin Meurk-Harveyを取締役に任命し、2021年に本目標を達成致しました。女性役員の比率と、グループ内の女性比率の詳細につきましては、年次報告書P122をご覧下さい。

取締役会の評価

取締役会は、2021年に、取締役会の有効性を内部評価致しました。当評価では、委員会がどのように責務を果たしたかも含め、委員会の有効性についても評価しました。本評価の詳細な結果及び、その結果を踏まえての対応については、年次報告書P121をご覧下さい。

指名委員会への付託事項についてはこちら

報酬委員会


委員長: Tim Cobbold
メンバー: Peter Dilnot, Ann Christin Andersen, Janice Stipp, Karin Meurk-Harvey


報酬委員会の役割

報酬委員会の主な役割は、業務執行取締役や上級管理職の報酬に関して、取締役会に全社的な戦略を提案することであり、会社及びその利害関係者の長期成功と歩調を合わせて、合意した戦略の範囲内で、業務執行取締役の報酬に関する方針を決定します。

報酬委員会委員長の声明及び同委員会の2022年の活動内容については、年次報告書P153~P155をご覧下さい。

 

報酬委員会への付託事項はこちら

 

ESG(環境、社会、ガバナンス)委員会

委員長: Ann Christin Andersen
メンバー: Tim Cobbold, Karin Meurk-Harvey, Kiet Huynh (CEO) 、Kathy Callaghan (グループ人事責任者)


ESG委員会の役割

ESG委員会は、トップダウンによる管理及び指示を行い、ESGの課題は、企業戦略及び文化の必要不可欠な部分であることを確認しています。

ESG委員会の2022年の活動内容は、年次報告書P142~P143をご覧下さい。

ESG委員会への付託事項はこちら