合併及び買収

2023年 Hanbay Inc

カナダモントリオールに本社を置くHanbay社は、精密小型電動アクチュエータの設計・製造を行っています。同社のアクチュエータは小型且つ高トルク設計であり、小型バルブや計装用バルブへの使用に適しています。

2016 – Mastergear

Mastergearはバルブ向け手動・電動減速機のトップメーカーで、イタリアと米国で事業を行っています。マスターギアはロトルクギア部門の1員となり、水処理及び一般産業市場におけるロトルクの存在感を強固なものにするでしょう。

2015 - Roto Hammer

Roto Hammerは米国オクラホマ州のタラサに拠点を置くカスタム設計チェーンホイール手動バルブオペレータのメーカーです。Roto Hammerはロトルクギア部門となり、重要な米国市場でのロトルクの存在感を高めてくれるでしょう。

2015 - Servo Moteurs Service

SMSはフランス南部にあるアクチュエータ向けサービスの提供会社です。SMSの買収は、顧客向けダイレクトサービスの発展という面で大きな前進です。

2015 - Bifold Group Limited

Bifoldは、海中制御システムやウェルヘッド制御システム等、様々なニッチ分野の専門知識を持った空気式・油圧式計装バルブ及び部品のトップメーカであり、石油&ガス産業等の様々な産業市場に重点を置いています。Bifoldの本社は英国マンチェスターにあり、同国のトーントンとラターウォースに営業所があります。Bifoldの買収により、ロトルクの計装製品のバリエーションが増え、フロー制御市場におけるロトルクの存在感もより強固なものとなるでしょう。

2015 - M&M International Srl

M&MはSpirax-Sarco Engineering plcの子会社であり、商業・工業を問わず、フロー制御産業で使用される電磁弁、ピストン式バルブ、自動ドレンバルブのトップメーカです。会社はイタリアのベルガモにあり、商業・工業市場向けの電磁弁の製造に焦点を当てています。

2015 - Omas Teknik Pazarlama Temsilcilik

ロトルクは、トルコに販売・サービス代理店を持つOmas Teknikの一部を買収しました。この買収により、地域市場でのロトルクの地位が向上するでしょう。

2014 - Masso Ind s.p.a

Massoは、海洋産業向けのバルブ遠隔制御システム(VRCS)の製造を行う、老舗の名高い企業であり、その買収により、フルードシステムズ部門が海洋産業を支援することが可能になりました。

2014 - Xylem Flow Control Limited

XFCは、英国ウルバーハンプトンに拠点を有し、Midland-ACS、Alcon Solenoid Valves、Landon Kingswayのブランド名で、電磁弁と計装機器を製造しています。XFCはXylem Incの子会社であり、Rotork Midlandに名称を変更しました。この買収によってロトルクの計装製品のバリエーションが広がりました。

2014 - Young Tech Co., Ltd

YTCは韓国ソウルに拠点を置くバルブポジショナ及びアクセサリのトップメーカー兼サプライヤーです。YTCの買収によってロトルクの計装製品のバリエーションが増え、アジア太平洋市場でのロトルクの立ち位置が拡大しました。

2013 - G.T. Attuatori

イタリアミラノに拠点を置くG.T. Attuatori Italia S.r.l.と、ドイツのボン付近に拠点を置くG.T. Attuatori Europe GmbH及びMax Process GmbHの買収により、ロトルクのフロー制御製品ソリューションのラインアップと対応範囲が拡大しました。GTAは最も古くから定評があり、認められてきたラック&ピニオン式アクチュエータの1製造業者です。

2013 - Renfro Associates Inc

Renfroは、米国オクラホマ州のブロークンアローに拠点を持ち、調整部品及び取り付けキット関連事業を行っています。Renfroは品質とサービスにおいて高く評価されています。Renfroの事業が米国中に広がれば、Valvekitsが英国で成し遂げたのと同様の成功を収めるでしょう。

2013 - Flowco

Flowco Ltdはロトルクのバース本社の近くに拠点を置くアクチュエータ関連サービスの提供会社です。Flowco Ltdの買収により、ロトルクの英国南部におけるユーティリティ産業サービスの提供体制が強化されるでしょう。

2013 - Schischek

Schischekは、主にHVAC(冷暖房・換気・空調)市場向けに防爆型電動アクチュエータの設計、製造、販売を行うトップ企業です。Schischekグループの事業運営会社を買収することにより、コントロールズ部門の電動アクチュエーターの製品ラインアップが強化されました。

2012 - Soldo srl

Soldo srlは、イタリアに製造拠点を持ち、米国とシンガポールに販売拠点を持つスイッチボックスメーカーです。Soldo srlの買収により、様々なフロー制御市場におけるロトルクの存在感が増すでしょう。

2011 - Fairchild Industrial Products Company

米国ノースカロライナ州に拠点を置くFairchildは、市場トップクラスのレギュレータ、ブースター、リレー、トランスデューサを製造しており、同社製品は、空圧式装置や動作制御装置の精密制御が要求される用途で使用されています。この買収は、ロトルクが掲げる「グローバルフロー制御市場での存在感を強化する」という戦略に沿って実現したものであり、その一環として、Fairchildは新たに形成されたロトルクインストゥルメンツ部門の第1号企業となります。

2011 - Prokits

Prokits Ltdは、バルブ用アダプターキットやバルブ用アクセサリの設計・製造を行う英国の有名メーカーであり、Prokits Ltdの買収により、Prokitsがその一員となるロトルクバルブキットの事業が強化されるでしょう。

2011 - K-Tork International Inc

K-Torkは、米国に拠点を置く空圧式ベーンアクチュエータ及びダンパー駆動システムの老舗メーカーで、多種多様な産業や公共事業に製品を提供しています。Kトルクが加わったことでロトルクフルードシステムズの製品ラインアップが大幅に広がりました。

 

2011 - Centork Valve Control S.L.

Centorkは、小型モジュラー型電動アクチュエータを提供しており、既存製品を補完し、ロトルクの既存市場や新しい市場分野で更なる駆動技術を提供しています。

2011 - Valco Valves and Automation AS

ノルウェーにあるValco Valves and Automation ASは1970年代からロトルクの販売・サービス代理店であり、特に洋上石油・ガス産業で活躍しています。Valco Valves and Automation ASは、買収によって、ロトルク・ノルウェーに社名を変更し、既存のサービスの強みを活かして、重要市場における全ての駆動製品の販売・サービスを更に発展させることができ、ロトルクの地元での存在感が強固になりました。

2011 - Rotork Servo Controles de Mexico S.A. de C.V.

この会社は1970年代以降、重要なメキシコ市場の、ロトルクの部分所有販売・サービス代理店です。完全所有権の取得は、ロトルクがこの地域における重要な機会を認識し、当該組織の販売及び幅広いサービス力に投資するきっかけとなります。

2010 - Ralph A. Hiller

原子力発電産業向けフルードパワーバルブアクチュエータの老舗メーカーです。Hiller製品によってロトルクの発電産業向け製品が充実し、ロトルクとしても、原子力産業向け製品の研究開発拠点を設立することができるのです。

2009 - Flow-Quip

米国国内及び南米のバルブ業界に高品質のアクチュエータ制御ソリューションを提供する老舗企業です。Flow-Quipの製品により、ロトルクフルードシステムズは、既存市場と新市場の両方に、更に多様なフルードパワーソリューションを提供することができるのです。

2008 - Smart Valve Monitor (SVM)

SVMの市場随一のフルードパワーアクチュエータ向けバルブ部分ストロークテスト技術により、 ロトルクフルードシステムズは、セーフティクリティカルな用途向けの製品をさらに発展させることが可能となりました。

2008 - Remote Control Sweden

スウェーデンの空気式アクチュエータ及び制御システムの老舗メーカーであり、同社製品により、既存及び新市場における、ロトルクの製品提供力が向上しました。

2006 - Omag Snc

Omagはイタリアのバルブ製造業界と非常に良好な関係を構築しており、様々な過酷条件用減速機、海中用減速機及び特殊減速機を製造しています。Omagの買収により、ロトルクギアの製品提供力が補完・強化されました。

2005 - PC Intertechnik

ドイツの過酷条件用フルードパワーアクチュエータメーカーです。PC Intertechnikは今やロトルクフルードシステムズに必要不可欠な存在となりました。

2004 - Deanquip

オーストラレーシア市場で成功を収めたフルードパワーバルブアクチュエータの老舗ディストリビュータです。Deanquipは、この地域におけるロトルクフルードシステムズの販売・サービス活動の中心となりました。

2002 - Jordan Controls

本米国企業の買収により、従来市場・新市場を問わず、バルブ制御用電動アクチュエータの製品ラインアップがさらに充実しました。Jordan Controls及び同社製品はロトルクの社内で発展を遂げ、ロトルク・プロセス・コントロールズとなりました。

2000 - Skilmatic

スキルマチック電油式アクチュエータレンジは、ロトルクのIQインテリジェントアクチュエータの技術を取り入れて開発・改良を行った製品であり、現在では、ロトルクフルードシステムズにより世界中で販売されています。

1999 - Fluid System Srl

海中向け派生製品及び特殊な派生製品を含め、フルードパワーアクチュエータの製造を行うイタリアルッカの名高いメーカーであり、重要なイタリアのバルブ製造産業の中心的立ち位置にいます。この買収がフルードパワービジネスの変化の第一歩となり、ルッカはそれ以降ロトルクフルードシステムズ部門の主要製造拠点となりました。

1999 - Valvekits

Valvekitsは取付キット、スイッチボックス、ポジショナなどのバルブアクセサリの製造及び在庫管理を行う英国の大手メーカーです。この買収により、ロトルクは、バルブ駆動・制御製品及びサービスのワンストップショップとなりました。

1998 - Alecto

AlectoはオランダLosserにある非上場企業で、1998年に買収されました。現在はロトルクギアの一部となり、その工場で殆どの小型減速機を製造しています。Alectoはバルブ製造業界に製品を提供しており、強い存在感を示しています。

1996 - Rotork S.A.

1963年に、I.E.S(南アフリカのバルブメーカー)と代理店契約を締結しました。同代理店事業は、1965年にI.E.Sから撤退し、ロトルクが同社の株式を保有していないものの、ロトルクS.Aとして取引を行うことが可能となりました。ロトルクS.Aの度重なる所有権移転を経験し、最終的に、1996年にロトルクの完全子会社となりました。

1994 - Rotork India

インド市場の需要増加に対応するため、1991年、バンガロールに第2工場を開設しました。その3年後、インドの合弁パートナーの株式を取得し、Rotork Indiaはロトルクの完全子会社となりました。

1993 - Exeeco

ロトルクは、1972年に、Lucas AerospaceからCYBACアクチュエータシリーズを買収しました。同時期に、CYBACで働く個人の一部がExeecoという新事業を開始し、アクチュエータの部品製造と、現場サービスを提供していました。Exeecoは成長を続け、ロトルクの電動アクチュエータ向け二次減速機の主要サプライヤーとなり、1987年までには、ロトルクが部分所有するようになりました。Exeecoは、ロトルクのフルードパワーアクチュエータ事業の英国拠点でもありました。

1993年に、ロトルクが同社を完全買収し、それ以降、ロトルクギア部門の発展に重要な貢献を果たしています。

1985 - Protech

買収により、Protechはロトルクインストゥルメンツ部門の主要部分となりました。同社の買収は、解析・駆動部門とともに、ロトルクが制御・計装のプロ集団へと転換を遂げるための取り組みの一環でした。Protechの専門知識は、ロトルクのデジタル制御システムPakscan(パックスキャン)の開発の中心となりました。インストゥルメンツ部門は、1990年代後半にRotork Control & Safetyと名称変更され、2002年に売却されました。

1983 - Jacques

Jacquesは、海中ケーブル及びホースの製造企業であり、1988年に売却されました。

1979 - Evans

Evansはアリゾナ州フェニックスの林業用機器メーカーであり、空圧式アクチュエータの設計部門を保有していました。同部門はその後発展を遂げ、ロトルクのフルードシステムズ事業の基礎を形成しました。

1977 - Best & Crompton (合弁会社)

ロトルクは、輸入アクチュエータのインド市場の閉鎖に対応して、Best & Cromptonと、同社初の合弁会社を設立しました。1978年、Beacon Rotork Controls Ltdという合弁会社の40%の株式を取得したことにより、同合弁会社はさらに発展しました。

1975 - Electrolocation

埋設ケーブルや配管の位置を特定するための携帯式機器及び装置の設計・製造を行っていた革新的企業です。当初は、研究開発費がElectrolocationの収益と釣り合わず、アクチュエータ志向のロトルク取締役会にとって、契約できる状況ではありませんでした。1978年、同社はAndy Garnettに売却されました。

1973 - Sysco

Syscoは、ウィルトシャーを拠点を置く企業であり、1973年に売却されました。Syscoは、化学製品のリアルタイムの品質管理のために石油化学工場に設置される一体型アナライザーハウスやシステムの製造を専門としていました。同社は、Rotork AnalysisのLudlam Sysco部門へと成長し、各アナライザーメーカーのための代理店及びディストリビュータも保有してました。1996年に、Rotork Analysisの全部門が売却されました。

1969 - ElectroPower Gears

ElectroPower Gearsはロトルクが初めて買収した企業です。ギア加工の経験が豊富であったため同社を買収しましたが、その後まもなく、ロトルクの事業に適合しないことが判明し、1975年に売却されました。