ポルトガルの先進的な排水処理プラントでロトルクアクチュエータを導入

21/10/2016


ポルトガルの先進的な排水処理プラントでロトルクアクチュエータを導入

ポルトガルのヴィゼウ県における”ヴィゼウ南排水処理プラント”では、国内で初めて、高度な膜ろ過(MBR)排水処理技術を採用しました。この施設は、90,000人の人口を賄う自動処理施設で、ポルトガルの大統領マルセロ・レベロ・デ・ソウザによって開業され、国家の未来発展に向けた環境シンボルとされています。

MBR排水処理プラントは、二次処理、三次処理をまとめて行い、一般的な砂・炭素ろ過処理も必要としないため、薬品を追加注入する必要もなく、非常に少ないエネルギーで稼働します。
ヴィゼウ南プラントでは、最新インテリジェント・非貫通型電動アクチュエータ(IQ:マルチターン、IQT:90度回転)をペンストック弁やバタフライ弁に取り付け、排水処理中の流れを制御しており、こういったプロセスの制御や自動操作は、Profibus DPというネットワーク技術により、簡単に集中管理することがでるようになりました。


ロトルクIQのProfibus DPインターフェースカードがあれば、DPV0サイクリック通信を利用してバルブやアクチュエータに関する様々な制御データやフィードバックデータを取得することができます。アクチュエータの拡張診断情報や設定情報といった非周期的なデータの伝送は、DPV1によって行っており、IQアクチュエータが取得したバルブの分析・診断データをアセットマネジメントシステムに組み込むことができます。


ロトルクは、世界中の水処理・排水処理産業から揺るぎない信頼を獲得しています。

また、ロトルク・イベリア経由でメーカーから技術的サポートを受けられることもあり、今回のプロジェクトでは、こういった信頼と利便性が、ロトルクのIQアクチュエータをご選択頂けた要因であると考えています。
さらに、ヴィゼウ南プラントは、ポルトガル国内で最も先進的な排水処理施設であり、このプラントが存在するおかげで最新の環境規制を満たしていない他の処理施設を閉鎖することができました。

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