フェアチャイルド社製トランスデューサへの切り替えにより低コストで鋳造性能が向上

08/01/2018


フェアチャイルド社製トランスデューサへの切り替えにより低コストで鋳造性能が向上

ロトルクインストゥルメンツブランドに属するフェアチャイルド社は、精密空気式及び電動空気式の産業制御機器を製造しています。最近のアプリケーションでは、フェアチャイルド社の電動空気式トランスデューサを導入することで、ダイカストマシンの性能が向上し、トータルコストの削減に成功しました。

中国に拠点を置く明志工程(Suzhou Mingzhi Technology)社は、高品質かつ大量の鉄製部品の生産が可能な低圧鋳造機の製造を行っています。

この製品は、正確で高流量かつ低圧の空気圧制御(従来は、機器1台あたり4台の圧力変換器が必要でした)が可能で、それにより品質の高さが証明されているのです。

フェアチャイルド社のT9000シリーズのI/Pトランスデューサへ切り替えを行ったことで、上記の制御を、これ1台で今まで以上に正確に行えるようになりました。

閉ループ式一体型マイクロプロセッサ制御システムが、アナログ式の電気入力信号に比例して出力側の空気圧制御を行います。

また、内蔵のフィードバックセンサーが、出力側圧力の"高い正確性"を保っています。

フェアチャイルド社のT9000 I/Pトランスデューサは、過酷で厳しい使用環境を対象に設計された製品で、衝撃や振動にも強く、設置方向も選びません。

T9000シリーズは、フェアチャイルド社のフィードアンドブリード技術の賜物であり、多くの用途に対応した高性能トランスデューサです。

その(高容量かつ低圧といった)性能は、1台で、今回の場合、他社製品4台分に匹敵し、性能の向上だけに留まらずコストの節約にも貢献しました。

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