SPIスマートポジションインジケータ
スマートポジションインジケータは、化学、石油化学、石油&ガス産業、発電所及び水道産業での使用を目的として設計されています。
ECEx/ ATEX認証の保護筐体で密封されたリミットスイッチが、手動マルチターンバルブの制御ルームに、正確且つ信頼性の高い開/閉信号を送信します。30年有余年積み上げてきた確かな技術を活かして、新型スマートポジションインジケータは、バルブの開度の現場内に機械表示し、デジタル信号で全開/全閉位置を知らせます。
スマートポジションインジケータは、 ガス爆発や粉塵爆発が発生する危険環境での使用に関して適合認証を取得しており、安全な職場環境作りを支援します。
特徴：
- マルチターン手動用
- 出力フランジ：ISO5210 F10
- 陽極酸化アルミハウジング
- ステンレススチール製ボルト
- 保護付きシャフト
- 調節可能な開/閉プレート及び接点
- メンテナンス不要
- スイッチ及び端子を保護筐体内に収容
- 使用スイッチ：バルテック社製07-1501-6520-63、ペッパールアンドフックス社製 NCB2-V3-N0、クロゼット社製831391 CBB.5.A、オムロン製D3V-161-1A5（あるいは同等の製品）
- 既存のF10入力フランジに取り付け可能(ステム受入れ径：Ø20 x 60 mm)
- スラスト荷重がかからないステム上昇式バルブに直接取り付けることが可能(最大ステム受入れ径：取り付け面からØ20 x 100 mm)
オプション:
- ピン又はキー式ハンドホイール
- 最大40kNのスラスト荷重を受けるバルブに適したスラストベース(最大ステム受入れ径：取り付け面からø20 x 135 mm)
詳細は、SPI資料のページをご参照下さい。
14/09/2017
ロトルクのSPIが手動バルブの開度を確実に間断なく表示
石油精製プラントでは、プラント内のフロー制御を効率化することが緊急の課題とされており、バルブの開閉状態の確認に分散制御システム（DCS）を導入することが検討されています。 一般的な石油精製プラントでは、バルブの駆動にアクチュエータを導入しているのはわずか10%で、90%は手動で行われています。この状況は、DCSが開閉中の手動バルブの台数を誤認した場合、エンドユーザーの業務に深刻な支障をきたします。
