Modernising gas fired power plant boiler damper drives and damper bearings

  • 部門: 従来型火力発電
  • カテゴリー: フルードパワーアクチュエータ 
  • 製品: PM/DM

概要

50年前に初始動させたボイラーを近代化するため、ロトルクはType Kダンパーを提供しました。既設の補助ダンパーと燃料エアダンパーは摩耗しており、使用寿命を超えていました。


概要

旧式の用役ボイラーの計装機器を近代化するという課題は、特に本ボイラーが初始動した1964年においては、非常に困難でした。伝統的に、電力市場では、大型の石炭ボイラーがベースロード電源として使用されてきました。米国では、数十年間にわたり、このようなアプローチが理想的な管理手段とされてきたのです。近年、低価格の天然ガスが豊富に入手できるようになり、幾分、ガス燃焼ボイラーの近代化に目が向けられるようになりました。EPAや地元規制当局が温室効果ガス排出制限を強化したことにより、このような近代化が、探求すべき更に重要な手法となりました。


チャレンジ

このような特別な接線方向燃焼(T-fired)パワーボイラーは、補助エアダンパーと1燃料エアダンパー(それぞれ12台)のホストシステムですが、これらは低性能であったのと、単に、摩耗し、使用寿命を超えていたのです。


ソリューション

2014年に、試験的にType K DM(直接取り付け)レジスタ駆動装置2台を取り付けました。これら2台の空圧式駆動装置は、ダンパーの位置検出用リミットスイッチと制御ルームへのリードバック機能を特徴としています。また、各駆動装置には、プラントの既設DCSの指令システムに対応した24V DCの2重コイルソレノイドが内蔵されています。試験的に設置した駆動装置は、2014年の夏を通して理想的に動作し、2014年9月には、残りの22台の駆動装置をレトロフィットしました。

新型のType Kによって、ボイラー技士がボイラーを上り下りする手間を省くことが可能となりました。一般的に、ボイラー技士は、駆動装置への供給配管を変更したり、固着した駆動装置のトラブルシューティングといった、空気配管の作業を担当しています。 さらに、レトロフィットでは、各ダンパーの位置に、Type K WB-1000ダンパーベアリングアップグレード部品を取り付けました。ダンパーの動きが制限されたり、フリーズしたりするようなトラブルでは、ダンパーのベアリングが原因となっていることが多々あります。このようなトラブルでは、制御ルームのアクチュエータや計器の問題であると見なされることがよくあります。 このような障害は、DCSでの読み取りエラーに繋がります。実際、ダンパーの駆動障害を抱えている一部のレジスタダンパーがフリーズしていました。ダンパーのベアリングとダンパー駆動装置の両方の問題に同時に対処できることは、老朽化ダンパーにとって大きなメリットでした。

Part of the solution for instrument changes on the boiler relate to environmental constraints both today and those that may arise in the future. ボイラーの機器変更に関するソリューションは、今日及び将来的に発生し得る環境規制の両方に関連しています。This is an area where the Type K damper drives are an ideal choice. The new drives are compatible with the current DCS system so the utility did not need to make any control room hardware or software changes. The register dampers are currently solenoid operated (24 VDC), but are also convertible for positioner upgrade in the event future environmental regulations force the utility to further reduce NOx output. The Type K design offers that flexibility.


詳細情報

Client: Application in a gas fired power plant.
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