ロトルクが現地サポートによる最善の技術ソリューションを提供

17/03/2015


ロトルクが現地サポートによる最善の技術ソリューションを提供

ベネズエラにある超低温液化天然ガス用パイプラインのフェイルセーフ動作用バルブを制御するため、ロトルクのGOガスオーバーオイルアクチュエータが提供されました。GOアクチュエータが選定されたのは、その用途に最適であることは勿論、ベネズエラ国内のロトルクオフィスから高水準の現地サポートを受けられるからです。

 

San Joaquinパイプライン(ベネズエラの国営企業であるPDVSA社が所有)は、San JoaquinとJose超低温プラント間の国際市場に液化天然ガスを輸送しています。ロトルクのアクチュエータは、ルート沿いの6つのバルブステーションで、逆止弁と直列に取り付けた26インチ、20インチ、12インチのボール弁を作動させています。

小型でモジュラー型のGOアクチュエータは、動力源としてパイプラインのガスを使用しており、そのガスを油圧に変換して、パワフルかつスムーズにバルブを制御しています。パイプラインのガスからアクチュエータのシリンダーを遮断することにより、潜在的な汚染、腐食、シール力の低下を回避し、アクチュエータの寿命を延ばしています。

専用のポンプは、どの向きでも使用することができ、ガスオーバーオイルタンク間の漏れや汚染を防ぎます。

ガスオーバーオイルシステムの中心では、多機能のマニフォールドブロックがガス制御機能を兼ね備えていますので、パイプラインの故障、低圧時閉、高差動抑制といった事態に備えて、オプションのフェイルセーフ動作や緊急遮断(ESD)を選択することが可能です。また、安全に試運転調整を行うため、マニフォールドには、高流量ハンドポンプ、圧力リリーフ及びロッキングハンドルの機能があります。

ロトルクのGOアクチュエータは、CE及びATEXの防爆エリア認証に加えて、IP66Mまたは67Mの第3者認証も取得しています。標準の動作圧力は10~105barg、90°回転用のトルクは最大600,000 Nm、リニア式のスラストは5,000,000 Nで、あらゆるパイプライン用バルブに適しています。

Rotork Controls de Venezuelaには十分な教育をうけた技術者が在籍しており、あらゆる電動アクチュエータやフルードパワーアクチュエータのサービスを担当しています。Rotork Controls de Venezuelaは、サービス契約に基づき、PDVSA Puerto La Cruz Refineryのサポートを行っています。

 

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