ロトルクが新たに現場制御ソリューションをリリース

27/02/2020


ロトルクが新たに現場制御ソリューションをリリース

新型のローカルハンドステーションは、あらゆる市場に適したアクチュエータ用のコントロールパネルであり、危険区域や人が接近不可能な区域のアクチュエータやフィールド機器の制御に最適です。

ローカルハンドステーションは、高所にあるためアクチュエータに近づくことが難しい場合(大型のペンストック等)、アクチュエータが地下に設置されていたり、スペースが限られているような場合(チャンバー等)、あるいはアクチュエータ(またはデバイス)が危険区域にある場合に適しています。

多くのアプリケーションでは正確な現場制御が必要不可欠です。ローカルハンドステーションは、アクチュエータ(またはフィールド機器)と分散制御システム(DCS)間のコントロールパネルインターフェースがシンプルです。ローカルハンドステーションが分散制御システムの遠隔操作を完全に無効にするため、突然作動することなく、安全に現場でのメンテナンスを実施することができます。

現場の安全を確保するには完璧な制御が必要です。そのため、固着や詰まりによる動作不良の影響を受けにくい緊急遮断(ESD)ボタンや回転タイプのスイッチが搭載されており、また、動作モード(現場/停止/遠隔)選択用のスイッチは任意の位置(モード)でロックすることができます。

ローカルハンドステーションはATEXまたはIECEx認証付きのユニットであり、柱や壁に取り付けることができます。また、本ユニットと繋がっているアクチュエータから直接動力の供給を受けることができますので、設置時には、標準仕様の電気ケーブルがあれば十分です。このため、現場で補助電源をご用意頂く必要はありません。

ロトルクの産業部門のプロダクトマネージャーであるMark Stoneは次のようにコメントしています。「今回の新製品により、人が接近し難い場所のアクチュエータやフィールド機器の現場制御が格段に改善されました。」

ローカルハンドステーションの詳細はこちら