バルブアクチュエータ制御用新型マスターステーションをリリース


バルブアクチュエータ制御用新型マスターステーションをリリース

ロトルクは、バルブアクチュエータ及びプラント機器向けに、最新型の革新的な制御・監視システムをリリース致しました。

ロトルクマスターステーションはあらゆる産業での使用に適しており、3つの異なるフィールドネットワーク上で最大240台ものアクチュエータを操作することが可能です。そのため、複数のプラントが別々の区画にあったとしても、最適なネットワークを利用することができます。新型マスターステーションは、新たに他社製品の接続を可能とするモドバスRTUネットワークにも対応することが可能となりました。 これまでと同様に世界中のネットワークに170,000台ものユニットが設置されているロトルク標準2線式ループシステムであるパックスキャンクラシックにも対応しています。

ロトルクマスターステーションは多数の機能を備えており、この機能を利用して同一ネットワーク上の機器の資産管理を可能とし、状態監視や予測保守といった場面でも、マスターステーションをご活用いただけます。マスターステーションの大型タッチスクリーンはウェブ管理画面と同じ画面構成で、直感的な操作ができるようになっており、機器のスムーズなセットアップや診断及び問題解決を提供します。

マスターステーションでは、複数のホスト接続が可能であり、また、複数のデータベースが存在しているため、最高の効率でデータを転送することができます。

マスターステーションのネットワークはホットスタンバイによって冗長化が可能なため、1つのユニットにエラーが発生しても、別のユニットで引き続き制御を行うことができます。全てのネットワーク通信はフォールトトレラントなシステムで万一故障が発生してもプラントの運転を継続することが可能です。

マスターステーションの設置時には、高価なマルチコアケーブルではなく、ツイストペアシールドケーブルを使用するため、低価格かつ簡単です。また、外付けのリピータがなくても、最大で20Km離れた地点にある機器を制御することができ、人件費、設置費用及び試運転調整費用を更に節約することができます。マスターステーションの取り付けオプションは、19インチのラック及びパネルマウントの2つから選択することができ、また、全配線が、フロントパネルから簡単にアクセスできるようになっています。

ロトルクのマスターステーションは、ネットワークや機器に変更を加えなくても、既存のパックスキャンIIEやP3マスターステーションの代わりとして利用することができます。このように簡単に設備に組み込むことができ、ロトルク製品は勿論、他社製品を含めたあらゆる駆動機器を制御することができます。

ロトルクは、オンライン資料だけでなく、世界各地にある営業所を通してサービスを提供したり、試運転調整のサポートを行っています。弊社では、お客様を対象に、社内及び現場の両方で、マスターステーションやパックスキャンの研修を行っています。

ロトルクマスターステーションのウェブセミナーが2019年6月20日に開催されました。

ネットワーク製品マネージャーであるMike Howardが本セミナーの司会を努め、ロトルクマスターステーションの特長について1時間に渡り、説明させて頂きました。

ウェブセミナーの閲覧はこちらから。

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