IQシリーズに弁開度指示計オプションが追加される

22/11/2019


IQシリーズに弁開度指示計オプションが追加される

オプションの開度指示計をリリースしたことで、電動アクチュエータシリーズのオプションが更に充実し、よりフレキシブルになりました。

このたびリリースされた開度指示計により、現場でバルブの開度を確認することが可能です。この開度指示計のディスクは、ギア機構によってアクチュエータの出力ドライブから直接駆動されており、アクチュエータが手動操作中であろうと電動操作中であろうと常に接続状態を維持します。

IQアクチュエータにオプションの開度指示計を取り付けると、既存の液晶画面だけでなく、指示計上でもバルブの開度を確認することが可能となります。この開度指示計は、サイズ1及び2のIQアクチュエータに使用することが可能であり、また、上昇ステムのアクチュエータにも、非上昇ステムのアクチュエータにも取り付けることが可能です。

IQアクチュエータには、9V電池が内蔵(標準)されており、この電池によって、電源消失時でも現場で液晶画面上にバルブの開度を表示することが可能です。しかしながら、従来の仕様では、依然として、アクチュエータのデザインの一部としての開度指示計が要求されています。

本開度指示計の動作温度は-30~+ 70 °C (-22~+158 °F)であり、F10またはF14フランジを取り付けることが可能です。また、本体はIP68です。

本開度指示計は機械部品のみで構成されており、ロトルクの信頼性の高い設計が活かされています。本開度指示計は、IQアクチュエータのベースとギアケースの間に収容されています。また、本ユニットには電気部品が含まれておらず、IQアクチュエータと同様の環境配慮が為されています。

IQアクチュエータに関する詳細はこちら