ロトルクシーシェックがミュンヘン廃水プラントでバイオガスの生産を向上

12/11/2013


ロトルクシーシェックがミュンヘン廃水プラントでバイオガスの生産を向上

ドイツの都市ミュンヘンにて地域暖房用のバイオガスの生産支援を目的として、ロトルクシーシェックの防爆アクチュエータが選定されました。

バイオガスは、ミュンヘン最大の廃水プラントであるKlaerwerk Gut Grosslappen(サッカーチームBayern Munichのホームスタジアムであるアリアンツ・アレーナの近隣に位置する)にて流水処理の過程で生産されます。

ExMaxアクチュエータは浄化槽と発酵槽に設置されましたが、これらの場所に設置する電気機器は、必ず、防爆エリアでの使用適合認証を取得している必要があります。発酵槽は4つの大きな塔の内部に建設されており、設定された温度で廃棄物を混合し、バイオガスを生産しています。最適なパフォーマンスを実現するため、発酵槽内部の温度を38℃に保たなければなりません。エアダンパーの操作を行い、内部の温度と変動する屋外の周囲温度を均衡にするため、各塔最上部の照明装置の部分に6台のExMaxアクチュエータを設置しました。

今回のアプリケーションでロトルクシーシェックの製品が好まれたのは、それらが、小型であること、取り付けが容易であること、標準の接続方式であること及びZone 1防爆認証を取得しているためです。それに加え、ロトルクシーシェックは、ダンパーのOEM、地元のエンジニアリング会社及びエンドユーザー様と良好な関係を築いていたことも功を奏しました。

ロトルクシーシェックの製品は全てアプリケーション別に色分けされており、一見しただけで用途が分かるようになっています。黄色は防爆エリアZones 1、2、21及び22向けの製品、赤色は防爆エリアZones 2及び22向けの製品、緑色は非防爆エリア専用製品を表しています。