ロトルクの歩み

Our History

2020年代

2020年1月1日に、ロトルクは、新市場体制へと移行しました。以前は、ロトルク・コントロールズ、ロトルク・インストゥルメンツ、ロトルク・ギアーズ、ロトルク・フルードシステムズの4部門体制でしたが、石油&ガス、水道&発電、化学&プロセス&産業(CPI)の新体制へと移行し、これにより、お客様との戦略的な関係構築に焦点を当て、直接お客様のニーズを満足することが可能となりました。

ロトルクのサービス体制もまた、ライフタイムマネジメントのリリースに伴い、大幅に変更されました。ライフタイムマネジメントとは、ロトルクサイトサービス部門の一括サービスであり、老朽化した資産に係るリスク管理と、正確な動作をサポートするものです。2021年1月には、高度な状態監視及び解析機能を用いて突発的な中断を削減するため、クラウドベースの資産管理システムであるインテリジェント・アセット・マネジメントをリリース致しました。

2010年代

2011年だけで6件の新規買収を行い、計装・制御ソリューションの取り扱い範囲が拡大しました。

新たなイデアやイノベーションは継続しています。2012年には、業界で最も頑強且つ抜群の信頼性を備えたIQ3をリリース致しました。また、2015年には、モジュラー型電動バルブアクチュエータCK(モジュールは在庫保有可能)をリリース致しました。さらに、2019年には、ロトルクマスターステーションがリリースされましたが、このマスターステーションは、扱い易いインターフェースを用いて、インテリジェントな制御センターから1つのループ内のアクチュエータ(最大240台)を操作することができるものです。

ロトルクは、引き続き、進化と拡大を遂げました。当社は、成長を促進しお客様をサポートするため、常に革新しており、様々な産業及び市場の流体、ガス、固体のフロー制御に先駆的、高品質且つ信頼性の高いソリューションを提供しています。

2000年代

新しい1000年の幕開けには、上海に営業所を構え、IQMk2(非貫通、インテリジェントマルチターンアクチュエータ)をリリース致しました。2002年には、1995年の(マレーシア国内)販売会社設立に引き続き、マレーシアにロトルクマレーシア製造会社を設立致しました。また、中国、ドイツ、日本、ブラジル、中東にも新規営業所を開設致しました。

この時期に多くの買収を行いましたが、これにより、ロトルクのフロー制御製品及びサービスの新市場への参入が加速しました。なお、買収先企業は、英国のSkilmatic社(革新的な電油式フェイルセーフアクチュエータの開発のため)、イタリアのOmag社(イタリア国内のバルブ製造業界に戦略的に参入するため)、スウェーデンのRemote Control社(空気式アクチュエータ及び制御システムの取り扱い数を増やすため)です。

1990年代

1990年代は益々世界進出が盛んになった時代です。ロトルクは、1991年にはオランダに、その後1993年には香港とベネズエラに拠点を設立致しました。さらに、1995年にはロトルク北京を、1997年にはロトルクマレーシア販売会社とロトルクタイを、さらに1998年にはロトルクモスクワ、1999年にはロトルクジャパンを設立致しました。このような世界進出に引き続き、ロトルクは、18か国に子会社を構えるまでに拡大致しました。1999年には、ロトルクはイタリア企業であるFluid Systems Srl社を買収し、これをきっかけにフルードパワーアクチュエータ業界に参入致しました。また、1993年には、減速機会社であるExeeco社の買収を完了し、ロトルクギア部門への更なる投資を開始致しました。

1992年には、IQレンジのリリースにより、大幅な革新を遂げました。電動アクチュエータIQは電気部のカバーを取り外すことなく試運転調整が可能なため、湿気の多い場所や危険場所での試運転調整が可能となりました。

1980年代

1980年代も、積極的に新規テリトリーに進出した時代です。カナダ、スペイン、シンガポール、韓国、オーストラリアに新規営業所を開設し、これによって、ロトルクは産業用フロー制御の分野で最大級の企業となりました。

1983年には、電子制御回路を備えた初代シンクロパックアクチュエータ「Aレンジ1600シリーズアクチュエータ」をリリース致しました。その後、1985年にはAQレンジ(Aレンジ1600シリーズ対応の90度回転用アクチュエータ)が、1986年にはアクチュエータ専用の初代バス制御システムであるPakscanがリリースされました。

1970年代

1970年代における、 ロトルクにとっての劇的な成長とは、ダブルOリングシールを開発したことです。このダブルシールは、アクチュエータ内部への水の侵入を防止するという革新的かつ革命的なアイデアでした。このアイデアは、ロトルクの創設者であるJeremy Fryが中東に出張中に遭遇した出来事にさかのぼります。彼は、昼間と夜間の気温差により、アクチュエータ内部に湿気が発生していることに気が付きました。ダブルシール構造は、この出来事がきっかけとなって生まれた設計方法ですが、この設計ではシール層が2層であるため、1層では不可能な方法で内部の回路を保護することができます。なお、この構造は、今日でも採用されています。

1971年にはロトルクイタリアを設立し、これによって、欧州市場でのロトルクの存在感がより強固なものとなりました。また、Best & Crompton of India社との合弁事業によって、新たなチャンスも生まれました。1970年代末までには、ドイツ及びインド国内に営業所を増やし、また、米国企業であるEvans社の買収により北米でのロトルクブランドの拡大に成功致しました。

1960年代

1960年代はロトルクフランスの設立と、AレンジSyncropak(標準の制御回路を備えたマルチターンアクチュエータ)のリリースにより幕を開けました。フランスの原子力当局との契約は、ロトルクが、欧州や米国に請負業者やバルブメーカーを持つ有力企業としての地盤を固める上で追い風となりました。

1961年には、英国バースにBrassmill Lane製造工場を建設致しましたが、現在ではここがロトルクの本社となっています。ロトルクは、米国BabylonにRotork Inc.を設立(1967年)、島津とのライセンス契約、非公開有限責任会社から公開有限会社への変更(1968年)、ElectroPower Gears社の買収(1969年)など、1960年代後半になって成長し続けました。

ロトルクは、1968年に Rotork Controls Ltdとして、ロンドン証券取引所に上場致しました。

1950年代

1957年、Rotork Engineering Company Ltdは、初代アクチュエータ100Aをリリースし、取引を開始致しました。1959年には100A Mk2をリリースしましたが、このアクチュエータは設計性が向上し、手動で開けていたバルブを電動で開けることができるものです。このような会社形成期に、ロトルクはクウェートの石油会社からの受注を開始し、これがきっかけとなって、Essoの製油所との契約やシェルからの実質的な注文に至りました。