リモートコントロールレンジは、元々はスウェーデンのRemote Controls ABのバルブアクチュエータ製品でしたが、ロトルクのグローバルな販売とサービスネットワークでより広く提供することが可能になりました。製品ラインナップについては、下記のリンク及び左側のメニューをご覧下さい。
リモートコントロールの規格適合認証につきましては、こちらでご確認下さい。
ロトルクは、トルコの地下鉄線で重大な安全機能を果たすため、150台を超えるRC200空気圧アクチュエータを設置しました。将来的には地下鉄Kadıköy Kartal Tavşantepe線が拡張されてサビハ・ギョクチェン空港(トルコ)まで直通する予定ですが、この区間の防火ダンパーを操作するアクチュエータにより、乗客の安全が確保されています。サビハ・ギョクチェン空港はイスタンブールの南20マイルのところにあります。2019年には、利用者数が3500万人を超え、乗客のための信頼性が高く安全な地域交通インフラの必要性が浮き彫りとなりました。 防火ダンパーとは、炎や煙の拡散を防止するために鉄道トンネルの内部に設置される安全製品です。本ダンパーはアクチュエータによる操作が可能であり、火災発生時に閉じて、炎や煙の鉄道トンネルへの到達を防止します。152台のRC200(高温仕様モデル)が、トンネルのダンパーバルブに設置されました。RC200はスコッチヨーク機構を備えた小型空気圧アクチュエータであり、ESD機能または遮断機能を実行します。動作速度が速く、最低限のメンテナンスで長期使用が可能であることから、スプリングリターン式のRC200が選択されました。
Northvolt社(スウェーデンの革新的電池メーカー)から、空気式アクチュエータやデジタルスマートポジショナ等のロトルク製品の注文を受けました。同社は電動車両用のリチウムイオン電池を専門に生産しており、スウェーデン北部にある Luleå University of Technology での電池新技術プログラムに協賛しています。Northvolt社は、「世界で最も環境に優しい電池」の生産に取り組んでおり、ロトルク製品がこの開発において重要な役割を果たすというのです。