現代的奴隷に関する声明

はじめに

本声明文は、現代奴隷法2015第54節にある現代的奴隷に関する声明文作成の義務に従い、ロトルクplc及びその子会社を代表して作成したものです。

ロトルクは英国バースに本社を置くグローバルエンジニアリンググループです。弊社はアクチュエータの設計、製造及びそれに関連するサービスと流量制御機器及び計器を、石油&ガス、電力、水道、鉱業、海洋等の多種多様な産業に提供しています。弊社は、25の製造拠点と65の(英国)国内営業所及び38カ国84地域に現地営業所を構えており、3800人以上の従業員が在籍しています。ロトルクに関する詳細は年次報告書をご参照下さい。なお、年次報告書は弊社ウェブサイトにてダウンロードすることが可能です。

本声明文では、2017年度のロトルクの“歩み”について説明しており、弊社事業及び弊社サプライチェーンにおいて、奴隷及び人身取引が行われていないことを保証しております。また、本声明文では、2016年の声明文で掲げた対策措置の進捗について報告しており、次年度の方向性についても検討しています。

ロトルクは高い倫理基準を有しており、弊社の従業員や、サプライヤーも含めた弊社の取引先が同等の高い倫理基準を有している事を期待しています。現代的奴隷は犯罪行為であり、人権侵害にあたります。このような行為は、奴隷、強制労働、人身取引の禁止に違反することになり、英国現代奴隷法で禁止されています。

弊社は、自社の事業及びサプライチェーンにおいてこのような行為を断じて容認致しません。

グループの方針

弊社の倫理及び価値に関する声明文では、引き続き、弊社の従業員及び業務請負業者(個人も含む)に期待する最低限の倫理・価値基準について明記しております。この声明文では、特に英国現代奴隷法について言及しており、強制労働の全撤廃を含む国連グローバルコンパクトの10原則を遵守することを義務づけています。昨年、弊社は倫理及び価値に関する声明文を更新し、“その他”の中で、反奴隷制へのアプローチについてさらに詳しく説明しています。

弊社では、内部通報制度により、不正行為に該当する可能性のある行為に関しては、全て報告するよう推奨しています。弊社は、今後も内部通報制度を理解し、利用することを推奨していく所存ですし、また、全ての報告が効率的に、効果的かつ矛盾のないよう確実に処理するために明確な内部報告の仕組みを作りました。

弊社ビジネス

世界中の弊社事業所が社内監査の対象となっており、全従業員が最新の内部通報制度を理解し、利用できる環境にあります。弊社は、如何なる拠点においても、現代的奴隷に関する潜在的問題を全て認識しているわけではありませんし、このような問題の前兆を理解しているわけでもありません。

弊社サプライチェーン

弊社は商品及びサービスのグローバルサプライチェーンを有しており、このサプライチェーンが世界中で弊社のビジネスをサポートしています。このサプライチェーンには弊社製品向けの部品を生産するサプライヤーも含まれます。弊社は、今後も現代的奴隷のリスクの高い国(世界奴隷指数に基づく)にサプライヤーを引き続き抱えていくことを理解しております。

リスクアセスメント及びデューデリジェンス(正当な注意義務)

弊社サプライチェーン内で現代的奴隷は1件も確認していませんが、前声明文では、将来的なサプライヤー及び既存サプライヤー向けの“グループ・サプライヤー・デューデリジェンス・プロセス”の見直しを行い、一貫したグループ全体のプロセスを考案することを焦点としました。この声明文の最後で、サプライヤー調査を実施し、そこで現代的奴隷について言及することを宣言致しました。

実際にサプライヤー調査を実施し、現在、その結果について分析を行っており、反奴隷体制を発展させる上で、こうした情報の最も有効な利用方法を検討しています。

現代奴隷法に関する英国政府のガイダンスに従い、弊社は、サプライチェーン内の現代的奴隷のリスクをよりよく理解し適切に目標を定めるため、国家、部門、取引及び業務提携におけるリスクを再検討しています。

監視

2017年に、弊社は、更に多くのサプライヤーをオンラインでの連続監視の対象とし、様々なリスト、記録、メディアソースなど、4000件以上について監視しました。現在、将来的な改善の可能性を判断するため、監視プロセス及びソフトウェアソリューションの見直しを行っています。

法令遵守

弊社では、サプライヤーに法律及び法令の遵守を義務づけており、最低限の人権、雇用慣行、安全衛生及び環境等において最低限の基準を満たすことを必須としています。また、サプライヤーが、自社の下請け会社が法律・法令を遵守し、同等の最低基準を満たしていることを確認することを期待しています。違法行為が確認された場合は、弊社が調査を行い、適切な措置を講じますが、これには、サプライヤーを支援し、業務及び従業員の取り扱いについて改善を行ったり、取引先、法執行機関あるいはその他機関等との関係を改善して状況を立て直すことも含まれます。

契約における法令遵守

昨年、英国標準購買契約条件を見直し、その原案を更新致しました。

最新の原案では、現代的奴隷及び新サプライヤー行動規範について明確に言及しています。英語版のサプライヤーの行動規範及び標準購買契約条件につきましては、弊社のウェブサイトにて掲示しており、各言語への翻訳を行っています。また、最新の契約条件につきましても、英国国外で使用を目的として内容の修正を行っています。弊社では、物品等の購買プロセスにサプライヤー行動規範をさらに組み込むための方法を検討しています。

研修

2016年、地域統括マネージャー、ジェネラルマネージャー及び購買戦略チームを対象に研修を導入致しました。自社の学習&開発チームと協力して、現代的奴隷に関するオンラインの研修モジュールを開発致しました。このモジュールは2018年中に運用を開始する予定です。

本声明文はロトルクplc、ロトルクコントロールズ株式会社、ロトルクUK株式会社の承認を受けています。

 

Martin Lamb

Martin Lamb

経営執行役会長

2018年1月

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