通信システム

Control Networks

近代的な設備には、プラントレベルに至るまで最新の通信ネットワークが必要です。プラントマネージャーはこれまで以上に迅速に、より多くの情報を入手する必要がありますし、プロセスオペレータは昼夜を問わず制御設備を必要としています。また、保守マネージャーは、サービスを経済的に計画するための情報を必要としています。

これらのニーズに応えるため、設計エンジニアはフィールド通信ネットワークを組み込み、重要なプラントのあらゆる部分をコンピュータで制御・監視できるようにしています。これらのコンピュータは自らのネットワーク内で管理業務や保守作業を担当し、制御中の機器やプロセスに関する情報のやり取りを行います。

ロトルクマスターステーション

ロトルクマスターステーションは、あらゆる産業に適しており、配下の3つの異なるフィールドネットワーク下の最大240台のアクチュエータを操作することができますので、プラントのエリアごとに最適なネットワークを利用することができます。現在では、マスターステーションはModbus®RTUプロトコル対応の他社製機器やパックスキャンクラシックにも対応しています。

なお、パックスキャンクラシックとはロトルクの標準2線式閉ループシステムであり、170,000台を超えるフィールド機器の制御をサポートしています。

フィールドバス

ロトルクのクチュエータは独自のパックスキャンシステムだけでなく、殆どの全ての産業標準フィールドバスシステムに対応しています。メインの電子筐体内に取り付けたたネットワークカードを介してフィールドバスシステムと通信を行うことが可能であり、貴社の既存のプラント制御システムと完全に統合することが可能です。