中国の下水処理プラントに700台を超えるアクチュエータが設置される

02/10/2020


中国の下水処理プラントに700台を超えるアクチュエータが設置される

ロトルクが、新しい環境規制に則った下水処理が可能な中国南部Guangdong省のShantou下水処理場に、700台を超えるモジュラー型電動アクチュエータCKを設置しました。

新規制に従って、Shantou市のChaonan地方に下水処理プラント3基と下水遮集井300基を建設しました。このアップグレードにおいて、CKアクチュエータの設置は非常に重要でした。同アクチュエータは新設の下水処理プラント周辺のゲート弁に設置され、下水遮集システム(ここでは、下水から汚染物質を分離しますが、安全に環境に戻せるようになるまでこの浄化処理が継続されます)を出入りする生下水の流量を制御しています。毎日、100,000トンの下水が処理されています。

CKアクチュエータは高性能、低価格且つ高信頼性であるために選定されました。本プロジェクトでは厳しい時間枠が定められていましたが、ロトルクサイトサービスはその時間枠内でアクチュエータの試運転調整を完了することができました。設置後のメンテナンスサービスに関しても、引き続き、ロトルクサイトサービスが担当しています。

ロトルクのCKアクチュエータは水道産業のバルブに最適です。また、同アクチュエータはモジュラー型であるため、多種多様なアプリケーションのニーズに合わせて、構成を変更することが可能です。

マルチターンの最高トルクは10,800 Nm (8,000 lbf.ft)であり、電源喪失時でもバルブ開度の連続表示が可能です。CKのハンドホイールはモータの駆動系から完全に独立しているため安全、且つ、Oリングによるダブルシール構造(IP68.水深8m下に96時間)です。

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