ガラス工場にロトルクの電動アクチュエータを設置し、信頼性の向上と排出削減をサポート

トルコのガラス工場では、ロトルクの電動アクチュエータを設置したことにより、燃焼の効率化と排出量の削減を実現しました。
Şişecam社が運営するトルコ南部メルスィン地域にあるガラス工場に、33台のROMpak電動アクチュエータが設置されました。ROMpakは性能の低い既設のバタフライ弁操作用アクチュエータの代わりに設置されたアクチュエータであり、ガラスの製造工程の中心で熱気の流量を制御しています。ガラス製造工場では梱包材、板ガラス(例:建設、商業用)、繊維ガラス、特殊ガラス(食器、照明、調理器具)等の製品を生産しています。
完全且つ効率的な燃焼を実現するには、適正量の熱を生成するための炉内の空燃比を正確に制御し、希薄燃焼させる必要があります。完全燃焼により、ランニングコストを削減し燃料の無駄を減らすことができるため、排出量及び環境汚染物質の削減に繋がります。ロトルクのROMpakを用いた制御により、必須プロセスの効率の最適化を支援します。
ROMpakアクチュエータは、小型のボール弁及びバタフライ弁を、静音で確実に制御します。ROMpakは常時使用可能且つ+70℃までの周囲温度で使用可能な連続開度指示計を搭載しています。ガラスアプリケーションで重要視されることですが、ROMpakの防水・防塵等級はIP68です(水深10mで100時間)。デモ機の貸し出しも含め、話し合いが順調に進んだ結果、ROMpakアクチュエータを提供することとなりました。
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