ポーランドの都市に新規道路を建設後、ロトルクのモジュラー型電動アクチュエータCKが雨水貯留タンクの制御を担う

29/06/2020


ポーランドの都市に新規道路を建設後、ロトルクのモジュラー型電動アクチュエータCKが雨水貯留タンクの制御を担う

ポーランド国内に新たに建設された道路沿いにある雨水貯留タンクの流量制御を行うため、ロトルクのマルチターン電動アクチュエータが設置されました。

ソーラーパネルからの電力で作動するCKアクチュエータは、ナイフゲート弁を操作し、カリシュ(ポーランド中央部の都市)の道路沿いの雨水貯留タンクの排水作業を制御しています。CKがポーランド国内で太陽光発電に使用されたのは今回が初めてです。

本プロジェクトは既存の2本の道路を結び、道路舗装、治水、信号灯、標識等のインフラの向上も含め、カリシュ最大の住宅地のアクセスと通信を向上させることを目的としています。

新規道路から流れ出た雨水を貯水するためのタンクの設計が行われました。この道路から流れ出た水は、降水が続いている間及び他の道路から水の流出が発生している間は貯蔵され、この流出が止まると、CKアクチュエータが制御するタンクから排水を開始します。これによってさまざまな道路から流れ出た水を時間内に通過させることができるため、アクチュエータは、スケジュールどおり、最低30分間隔でナイフゲート弁を開くことができます。

ロトルクのCKは、必要な動作パラメータに最善の設定を行うことができ、また、ソーラーエネルギーを動力源とする電動アクチュエータを使用することが、アクチュエータを操作する上で最も効率的であると考えられているため、選定されました。

CKアクチュエータの場合は、単相と3相の2種類を用意しており、ダイレクトドライブでのトルクは10 Nm~500 Nm (7~369 lbf.ft)です。また、マルチターン減速機と組み合わせた場合のトルクは最大10,800 Nm (8,000 lbf.ft)であり、90°回転用減速機に取り付けた場合のトルクは205,600 Nm (151,6000 lbf.ft)です。

CKはモジュール構成であり、プラグ&ソケット接続を採用しているため、Centronik制御装置の取り付けが容易です。なお、このCentronik制御装置はアクチュエータに密着させて取り付けたり、アクチュエータから最大100Km離れた地点に取り付けることも可能です。さらに、CKの状態及び設定画面は多言語に対応しています。操作はロトルクBluetooth設定器で実行することができますが、この設定器は開/閉スイッチのトリップ、開閉時のトルクトリップ、モータの始動回数などのデータを抽出する際にも使用することができます。

CKはIP68の耐水性(水深8M下に96時間浸水可能)を有していると同時に、ダブルシール構造を標準採用しています。本アクチュエータの使用温度は-30 °C~+70 °C (-22 °F~ +158 °F)であり、低温仕様オプション(潤滑オイルとベアリングが異なります)の場合は、-50 °C~+60 °C (-40 °F~+140 °F)です。1段のウォーム&ホイールギア機構は、この温度範囲内で効率的に動作するよう、オイルバス内で作動します。また、食品級及び低温向けの潤滑オイルを使用することもできます。

手動操作用ハンドル(EN12570準拠)はモータの駆動軸から独立しており、手動操作はロック可能な手動/自動レバーを手動に切り替えることで実現しますので、安全に手動操作を行うことができます。

CKは国際的な設計及びアクチュエータの基準であるEN15714-2、EN ISO 5210及びMSS SP 102に完全準拠しています。

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