JR シリーズ
JRシリーズは、燃料と燃焼用空気を組み合わせて使用するバーナーを内蔵した壁掛けボイラーに特化した設計となっています。JRシリーズがバーナーから生じた2次空気を制御し、スライドスリーブ式ダンパーが空熱比を制御して、空気の分配を均一にします。JRシリーズは、”分割構造”を採用しており、ボイラーやバーナー周辺の高温部から熱に弱い電子機器を遠ざけるため、パワーシリンダーとDPC-777ポジショナが別々に取り付けられています。
パワーシリンダー:
- 高温定格のリニア式位置変換器(LPT)がDPC-777にフィードバックを行います。
- デューティー比100%、連続モジュレーティング
- 直径4インチ:スラスト定格は100 psiの圧力で1,178 lbf. (5,240 N)
- 直径5インチ:スラスト定格は100 psiの圧力で1,885 lbf. (8,385 N)
- 6、12、18インチ:ストローク長は数値による調整が可能
- 周囲温度:+149℃(+300 °F)
- 現場でフェイルセーフ動作の選択が可能
DPC-777:
- 精度最高+/- 0.5%のデジタル式ポジショナ
- 押しボタンによる校正
- 現場で直動・逆動の選択が可能
- リミットスイッチ及び連続位置フィードバックオプション
- 入力:4~20 mA、1~5VDC、0~5VDC、0~10VDCから選択可能
オプション:
- 手動制御用「リセット」「現場/遠隔」ボタン
- 終端位置フィードバックアラームスイッチ
- アナログ式連続位置フィードバック
詳細は、Type K メインカタログをご参照下さい。