CKのスイッチ機構

機械式スイッチ機構(MSM)
機械式スイッチ機構が瞬時位置及びトルクを機械的に検知し、IP67定格マイクロスイッチがトラベル終端の指示やトルクリミットの指示を行います。ストローク端でのトルクリミットを設定したり、開閉両側で位置リミットを設定するには、カバーを開けて設定を行う必要があります。開閉両方向のトラベル終端のトルクトリップ及び位置リミットは、カバーを取り外して、機械的に調整する必要があります。

 

追加表示ドライブ(AID)

オプションのAIDモジュールは、開度指示計、中間位置スイッチ、ポテンショメータまたはアナログ開度発信器(CPT)から成り、スイッチ機構に追加することが可能です。MSMにAIDを追加すると、そのポテンショメータやCPTが、アナログの位置信号を外部インターフェースに直接伝送するか、またはセントロニック制御モジュールに中間位置を伝送します。

 

デジタルスイッチ機構(DSM)

 

DSMを内蔵するCKc(セントロニック搭載アクチュエータ)は、複数枚のギアから成るアブソリュートエンコーダにより、冗長的且つ自動的に絶対位置を測定します。また、トルク検出は、デジタルスイッチ機構に組み込まれた独立センサーにより行われ、定格トルクまでのトルクを正確に測定します。

位置及びトルクに関する情報は、Centronikモジュール内で処理され、ダンパーのバルブの動作を完全に制御します。アクチュエータの状態は継続的に監視され、アクチュエータのデータロガー内にデジタル形式で記録されます。